ご近所の小学校で”絵本は友だち”大人のための絵本講座が開かれます。
カンテレで伴奏を
「まちのいぬといなかのかえる」
city dog, country frog
作:モー・ウィレムズ
絵:ジョン・J・ミュース
訳:さくまゆみこ
出版社:岩波書店
「好奇心を“天職”に変える空想教室」
植松努・著
サンクチュアリ出版
「まばたき」
作:穂村弘
絵:酒井駒子
出版社:岩崎書店
語り「王子さまの耳は、ロバの耳」
ポルトガルの昔話
「今日」
訳:伊藤比呂美
画:下田昌克
出版社:福音館書店
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この講座は”おはなし研究会elm”の
石川悦子さん・大西峰子さんが担当されています。
お二人は札幌市エルムの森児童会館で定期的に絵本講座やおはなしの会をなさっています。
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カンテレはフィンランドの伝統楽器。
その起源は2,000年〜3,000年前にも遡ります。
伝説のおじいさんヴァイナモイネンが、森で悲しみに暮れる樺の木に出会います。
樺の木は森にずっと立ち尽くし、いずれは切られてしまう自分の運命を嘆いていたのです。
ヴァイナモイネンは樺の木が喜びの歌を歌えるようにとカンテレをつくりました。
樫の木でなくホトトギスの口からこぼれ落ちた金と銀で釘をつくり、
草原で歌っていた乙女の髪をもらい弦として張りました。
ヴァイナモイネンが森でカンテレを弾くと、
ありとあらゆる動物が耳をすませたといわれています。