希望

希望
「希望」山内壮夫 1958年  
札幌市中央区北1条西1丁目 市民会館前
6月に届いた小学校の卒業アルバム。
6年生の先生からの手書きのメッセージを見つけました。


『この文章をみんなが、目にする時、すでにみんなは中学生になっているはず。(何だか信じられない。)中学生のみなさんに先生から最後のメッセージを!みんなの夢をかなえるためにも、平和な世の中になるよう、一人一人ができることをしてほしい。傷つけられたから、傷つけかえす、復しゅうの連鎖を断ち切る勇気をもってほしい。先生も、みんなのためにも努力します。またどこかで。』
先生ありがとうございます。
メッセージ確かに受け取りました。
母より
このブログを書いたのですが、どんな写真にしようかと迷っていました。初めて通った道で出会った彫刻「希望」を見たときにこの写真にしようと決めました。彫刻家イサム・ノグチ氏が「彫刻は見つめてくれる人がいると彫刻も”やー君もここにいたのか”と見つめ返してくれる。」と言っていました。札幌のまちではたくさんの彫刻やオブジェと出会い対話ができそうです。
山内壮夫(やまのうちたけお 1907年〜1975年)
北海道岩見沢出身 彫刻家
札幌で見られる作品
1949年「労農運動犠牲者の碑」月寒公園
1952年「浮游」札幌芸術の森野外美術館
1957年「はやぶさ(飛翔)」札幌芸術の森野外美術館
1959年「森の歌」中島児童館前
1964年「大地」(レリーフ、本郷新、佐藤忠良との合作)北海道銀行本店
1970年「羽ばたき」北海道開拓記念館
1971年「花の母子像」大通西2丁目 大通公園
1971年「飛翔」真駒内公園豊平川沿い
1973年「子を守る母たち」近代美術館
「鶴の舞」大通西2丁目 北陸銀行屋上(建物が1966年に建設されたので彫刻もおそらく同年)
札幌市市民文化課、北陸銀行のみなさま、ご親切に教えて下さりありがとうございました。
追記(2006.08.29)
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札幌で見られる山内壮夫氏の彫刻が新たに見つかりました。
「笛を吹く少女」、「猫とハーモニカ」、「母と子の像」、もう一つの「鶴の舞」が中島公園内にあります。
イサム・ノグチ氏の滑り台が表紙の
「札幌散策」野外彫刻を楽しむ小さな旅
財団法人札幌市芸術文化財団が2004年に発行した小冊子で見つけました。
とてもわかりやすい彫刻ガイドブックです。

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