2009年7月開放図書館日記

えどのまえ わが子
小学生の手作り紙芝居「えどのまえ わが子」
家庭教育学級主催の講演会「語りを楽しむ 1年生と一緒に」がありました。講師は平野美和子さんです。
おとなになってから昔話をゆっくり聞くという機会は案外少ないものです。世紀の皆既日蝕が進行しているときのおはなしの会は、また格別です。後半から参加した1年生も、おはなしの世界にどんどんのめり込んで、シーンとなったり大笑いしたり。人の声の創り出す磁場に、子どももおとなも引き寄せられました。
その演目は


おいしいおかゆ(グリムの昔話)『おはなしのろうそく1』
山奥の大入道(日本の昔話)『むかし話ワールドへようこそ』一声社
ヤギとライオン(トリニダードの昔話)『子どもに聞かせる世界の民話』
うば百合のはなし(アイヌの昔話)『日本昔話百選』改訂版三省堂
彫り物くらべ(日本の昔話)パネルシアター
すどっくりの化け(日本の昔話)『かもとりごんべえ』岩波少年文庫
山の神の若返りの水(日本の昔話)『十二の長嶺の昔』
後半の「1年生のおはなし会」の演目です。
あいさつ(へびいちのすけ)詩集『のはらうた1』
だんまりくらべ(日本の昔話)
ついでにペロリ(デンマークの昔話)
ブラックさんとブラウンさん(アメリカの手遊び)
エパミナンダス(ブライアント作)
たかしくんのTシャツ(新聞紙を使ったおはなし)
馬方やまんば(日本の昔話)
きつねこぶた(パネルシアター)
平野美和子先生プロフィール(講演会資料より)
『子育てを通して、絵本に出会い我が子と楽しんできました。地方の町で、読み聞かせの会を始め沢山の子どもに絵本の楽しさを伝えてきました。市内の幼稚園で週3回、絵本のお話おばさんとして勤める他、ボランティアとして図書館、保育園、小学校etc…老人ホームまで、依頼があれば道内どこへでも”語り”でおはなしを届けています。』
7月おはなしの会
第一回
「しろくまちゃんのほっとけーき」
作:わかやまけん(こぐま社)
「たなばた」
作:君島久子(再話)
絵:初山滋(福音館書店)
第二回
「ハルばあちゃんの手」
作:山中恒
絵:木下晋(福音館書店)
「ジローとぼく」
作・絵:大島妙子(偕成社)
第三回
小学生の手作り紙芝居「えどのまえ わが子」
*えどのまえとは江戸時代の前の時代という意味だそうです。
「つぶむこ」
作:小林輝子
絵:飯野和好(福音館書店)
第四回
「ホネホネさんのなつまつり」
作・絵:にしむらあつこ(福音館書店)
新聞折り紙「火事」
シリーズ・つくってあそんで 7
おはなしおばさんの小道具
編著:藤田浩子(一声社)
*おはなしに合わせて新聞紙が帽子になったり船になったり救命胴衣になったり…丸めた新聞紙がスルスルはしごにもなるのです。この本には身近な材料を使って作るおはなしの小道具がいっぱい。子どもたちも大喜びです。

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