ドラマチック・リーディング

ドラマティック・リーディング
西4丁目駅から市電に乗って西線11条駅下車。「大光寺」にて、お寺deコンサート実行委員会主催のドラマチック・リーディングがありました。


朗読は女優の二木てるみさん(子役の時からあまりお変わりない)、音楽はフィンランドの伝統楽器カンテレ奏者のあらひろこさんと馬頭琴・喉歌の嵯峨治彦さん。演目は原子修さん原作の「モンゴルの白い馬」。以前モンゴルの方に、モンゴルでは、馬を歌った歌や、お母さんの歌がとても多いとうかがいました。物語もそうでしょうか。モンゴルと日本を舞台に、白い馬と母、源義経と兄頼朝の物語が織りなされていました。
物語に寄り添うように演奏される馬頭琴。リーディングに共鳴してモンゴルの草原に吹き渡る風を運んでくれました。そしてエンディングのあらさんのオリジナル曲「遠い旅の記憶」は、まるでこのお話ために作られたように、リーディングの余韻と融け合っていたのでした。
子どもが小さい頃、『おはなしよむと、みーんなちがうことうかぶんだよ』と、とてもうれしそうに言っていたのを想い出しました。聞き手それぞれが、モンゴルの草原と白い馬に出逢った夜でした。

1件のコメント

  1. ドラマチック・リーディング2夜

     二木てるみさんのリーディング公演北海道ツアーのうち、私が音楽で関わらせていただいた小樽・札幌の公演が終了しました。
     aasian kukkaが音楽を…

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