エンレイソウ

エンレイソウ
星置緑地にて5月4日撮影
JR函館本線星置駅近くの湿地帯には、木道が設けられていて、ミズバショウ、バンケイソウ、フキノトウ、ヒメザゼンソウ、オオバナノエンレイソウなどなど愛でることができます。とても控えめな花ですが、葉も萼(花びらのように見える)も3枚と自然が生み出した絶妙のバランスに目を見張ります。


オオバナノエンレイソウは、北海道大学の校章図案になっています。また北大キャンパス内のゲストハウスの名称も「エンレイソウ」です。「延齢草」、傍らに仙人が現れそうな名ですね。
『星置緑地ではたくさんの動植物が息づいています。春にはたくさんの花が咲き出し、生き物たちは卵を産みます。好奇心旺盛な大人や子どもたちが植物や生き物の卵を持ち帰ることで、緑地の野生生物が少しずつ減っていくこともあるかもしれません。そっと見守り、手入れをしながら、身近にある星置緑地の動植物たちを守り育てていけるとよいですね。』星置緑地「春の楽しみ」の立て札には、こんな風にやさしい呼びかけがありました。
【エンレイソウ(ユリ科)】
葉や花は3が基本となっています。花びらがなく地味な感じがする植物です。実の形がソバに似ているので、道内ではヤマソバの名前があります(解説の立て札より)。
【関連情報】
季節の花300:延齢草
オオバナノエンレイソウの写真:KANTE-Letter(2007.06.04追記)

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